ヒトラー 独裁者の魅力++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ヒトラー 独裁者の魅力

アドルフ・ヒトラー

Adolf Hitler
■ヒトラーの精神は今も生きる ”ヒトラーの文化的影響”
ヒトラーの精神はいつまでも影響を及ぼす

われわれは正しく生きろと言われる。おうおうにして人が説く道徳などというものは、抽象的で無意味である。また、本やドラマなどで表現される”理想みたいなもの”が実際のところ、現実には何ら意味がないことを誰もが知っている。現実的でないものは、無であることを人々はもっと積極的に認めるべきなのだ。

この正しく生きろという虚しい言葉、何ら内容のない言葉は、結局は社会体制に順応せよ、道をはずすな、うまくやれ、人に悪い評判を立てられるなという、非常に卑屈な意味しかもたない。誰もが知っているはずだが、道徳とは現体制の権力者が、支配を容易にするために、つまり反乱をおこさせないために容易した紳士協定、権力と人民との間の紳士協定に過ぎない。つまり大人しくしてれば何もしないぞ、ということなのだ。

ヒトラーの行為は、それに対するアンチテーゼ、当時のアンチテーゼだった。正しい憲法、世界で最も民主的で、最も進んだ社会福祉を持っていた、衒学的インテリ好みの憲法の体制下で、人々は苦しい生活を送っていた。表面上は大人しくしていても、彼らの心には裏切りの文字が躍っていたのである。現在と同様に、地位あるものがいくらきれい事を並べようと、汗するのは自分たちであると。

ヒトラーは叫んだ。大衆の心に訴えた。彼だけが、大衆の声を代弁していた。少なくとも、人々はそう感じた。彼は、言ってくれたのだ、自分らの苦しみや悩みを。彼は理解している。何が、不足し、何が補われるべきかと。議会で、建前論を展開し、駆け引きに興じている偽善者たちの腐敗した精神にはもはや、大衆はうんざりしたのである。

何も悪いことをしていないのに、資本主義の金銭的関係において、社会的に虐げられている人々。共同体を失い、分断され、ただ大資本や地主たちにいいように働かされている人々。そうした人々の誰もが、一人一人が本来国家の一員として、国民として大切にされるべきなのに、そうした人々の有機的な所属感を徹底的に排除してしまう現代資本主義社会。そこにおいて、虐げられたてしまった人々に、生きる誇りと希望を与えたのが国家社会主義だったのである。

ドイツ国民であることで、惨めな金銭的階級関係から救われるのである。貧しさや地位の低さは、各人の責任ではない。誰もが国家のために生き、必要とされているのである。そして、全ての国民が国民であるというだけで誇りを持てるのだ。国民でなく、排他的な共同体において、国家の富を搾取するのはどう考えてもおかしな行為である。こうした考えからは、外国人や国家内国家に”見えた”ユダヤ人たちは排除される必要があったのである。

現実的把握において大きな過ちがあったにせよ、ヒトラーの精神は人々に感情の尊さを教えてくれる。感情こそが人々を動かし、人々に真の力、到底一個人ではなしえない力を与える。人間精神とは、まさに感情そのものなのである。ヒトラーは叫ぶ。それは、狡猾な現代の政治家には見られない真摯な訴えなのかもしれない。職業政治家が、言葉遊びに奔走しているとき、必死に心に訴えかけてくれた唯一の存在がヒトラーなのだった。

現代では、彼はぼろくそに言われている。アメリカはもちろん、当時のドイツの体制を非人間的、で何と自由をないがしろにした、創造性にかけるものだと非難している。では、現代の自由とは何だろうか。法律の文書にそう書いてあれば自由が実現するのだろうか。決してそうではないだろう。日本では、憲法については、裁判所はほとんど訴えを認めない。弁護士は、法律家のエゴでとても一般大衆の手の届くものではない。人気も能力もない首相でも、誰もやめさせられないのである。

ヒトラーは、しかし誤った現状把握によって自滅した。今は、現状把握はいくらでもするが、誰も変えられないし、変えようとしない。何が違うというのか。
《あなたの心の鉤十字(ハーケンクロイツ)をもっと正直に認め、堕落から解放されなさい》
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